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多様性と連続性

2009年12月13日

最近、この多様性と連続性ということを強く意識しています。世界はインターネットでつながるようになり、一見、繋がりということでは連続性があるようですが、インターネットの向こう側は抽象的で実感のないつながりです。またグローバリズムは均一性を強め、さらに効率化が単純化を進めたように思います。  売れるからこのチーズを作る。売れるチーズ、それだけを単純に効率よくたくさん作る。どこでもいいからたくさん売れればいい、という考えには何か賛成できません。完全な否定もできませんが。  大地があり、草が生え、牛が草を食い、酪農家が乳を搾る、チーズ職人がチーズにして運送屋さんが運ぶ、デザイナーが物語を伝え、料理人やお母さんが美味しい料理にして家族や恋人が大地に想いをはせながら食べる。この繋がりをみんなが意識することが大切だと思います。

 誰が偉いわけでもえらくないわけでもなくみんなで美味しいチーズの喜びを分かち合う。自分本位ではいけないのです。みんなつながっているから。そしてつながっているそれぞれが違う価値観や生活や仕事をしていてその多様性を受け入れることである種のバランスが取れるのだと思います。自然界で一番不自然なのは無菌状態です。雑菌やらカビやらたくさんいてバランスがとれるのです。
 酪恵舎はそんなたくさんの人との関係性(連続性)と多様性を大切にチーズを作りたいと思っています。

 

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